てまひま(手間暇<手間隙>)

株式会社サスティーンの成田聡雨でございます。

本日も雲一つない青空で、一日がスタートいたしました。
(ブログの更新日=晴れ!です 笑)

今週は主に月次の締め切り作業と
明日、明後日が関西(大阪・神戸)へ出張となりましたので
そちらの準備で慌ただしく過ごしております。

さてタイトルの「てまひま」ですが、少しで調べてみますと

・手間暇(てまひま)
 労力および時間。多くの場合、「手間隙をかける」の言い回しで、時間をかけることを意味する。
 「手間隙」が一般的な用字であるが、「暇」も「隙」も同じ意味で同義。

とございました。

法人営業では、
この「てまひま」が実績や反響のかなりのウエイトと占める時が多々あります。

例えば新規訪問後のお礼を
準備済の定型文にご担当者様のお名前を貼り付けただけの機械的なメールやハガキではなく
達筆でなくとも丁寧に、心を込めた手書きで、かつスッキリまとまった文面で送ると
あきらかに訪問後の引き合いの件数が増えます。

弊社の実績でも初回に訪問してから、まったく音沙汰がなく
なんと5年以上たってから、お問い合わせを頂きご契約となったお客様も多数ございます。

DMやチラシでも、機械で折った三つ折りのチラシを請求書へ同封するだけではなく
ポストイットなどで、商品説明やキャンペーンのお知らせを手書きで告知すると
お問い合わせの件数が増えるケースが多いです。

クライアント様やご発注窓口のご担当者様は
そもそも日ごろの業務が立て込んでおり、
年中、ご繁忙であることが多く
どんなにインパクトがある目玉商品や企画をご準備し、チラシやDMで打ち出しても
覚えていただけないことや、そもそも見ていただけない境遇が多い中
その状況を少し改善してくれるひとつが「てまひま」だと私は考えています。

余談ですが、
ちょっとした料理、例えば誰もが美味しい「卵かけごはん」でも
この「てまひまの法則」は当てはまります。笑
まず、卵を割って、黄身と卵白に分けます。
卵白を箸で目いっぱい溶き、炊き立てのご飯をお茶碗へよそい
溶いた卵白と白米をほどよく混ぜてから
そっと黄身を中央に添えて黄身をそっと割り、醤油を少々。
黄身をあまりかきまぜないように(黄身をソースとして)頂くと
もともと美味しい「卵かけごはん」が
かなりの旨さに早変わりします。笑

IoT時代が幕を開け、あらゆるニーズの多様化が加速する「今」だからこそ
AIDMA<アイドマ>やAISAS<アイサス>(※1)を実践しようとする中でも
この「てまひま」が大きな付加価値になりえるかも知れません。

さて、本日は午後より昨日に引き続き丸の内で商談です。
先週金曜日(4/4)に試作品が仕上がりました
株式会社サスティーン設立12周年記念に制作した「フリクションボール3スリム」の試作品をもって
お伺いしたいと思います。

今月半ばには全数仕上がって参りますので
ご希望のクライアント様へは無償でお配りさせていただきます。
(今年はパールホワイトのボディにシルバーでロゴを印刷加工いたしました。画像を添付致します)

感謝

成田聡雨

(※1)
AIDMA(アイドマ)、AISAS(アイサス)は広告戦略を策定、企画する際に参考となりやすい法則。
双方、消費者が商品やサービスを認知してから購買するまでの行動モデル、プロセス。