『学校』と『会社』の違い

株式会社サスティーンの成田聡雨でございます。

今日の東京は、雨模様の朝からスタートしましたが、午後になり青空が見えて清々しいお天気となりました。

まず初めに、今年も年賀状をご返信いただきました皆様、誠にありがとうございました。

一年に1度のご連絡となる方々から、ほぼ毎週お会いしている方まで(笑)
どんどんデジタル化が進んでいく中、特に忙しさが重なる年末年始に、お手をとめて、一筆いただきますことは、メールでのご返信も含め、有り難く感謝いたしております。
この度もありがとうございました。

さて、タイトルの

・『学校』と『会社』の違い

についてですが、去年までのサスティーンの面接アンケート内の質問事項のひとつです。

回答に正解はなく
ご応募の方の仕事やライフワークへの考え方を知りたいために作った質問になります。

ちなみに私自身の見解はこれまで、サラリーマン当初から

・学校は自分が学費(お金)を払って通うところ

・会社は、お給料(お金)を稼ぎにいくところ

でした。

基本的に日常で、お金を払って行くところは、アミューズメントでも趣味でも、自分が楽しい場面、場所が多く、

お金を稼げる場所は、その逆であると考えていました。(少々、辛い時があるのは、お金をいただいているためだと考えていました 笑)

しかしこの考え方が、
ある社長様との会話の中で、覆りました。笑

よく考えてみますと
その社長様がおっしゃる通り、公立の学校であれば、その学校は国からの支援があり成り立っておりますし
また、お給料の何十倍も利益を出している社内スタッフは、会社側からすると、社内スタッフからお金をいただいている格好になるのです(極論ですが 笑)

なので、今、現在の

・『学校』と『会社』の違い

への私の持論は

・『学校』も『会社』もどちらも同じ!

です。

『学校』も『会社』も、所属している、その本人のパーソナリティーと頑張りによるのです。

いわゆる流行っている居酒屋でも、常連の方々は、お店側の店員さんよりも、ずいぶん『ありがとう』と笑顔で話す回数が多いように感じます。
遠方に出張や旅行で出掛けた際には、必ずといっていいほど、お土産をお渡ししています。
(お店側が、お客様にいつもの御礼として、お土産をお渡しするのであれば、話は分かるのですが 笑 )

余談ですが、私も前職にて全国包括的なお付き合い先だったUCC上島珈琲本社様へ、引き継ぎと起業のご報告へお伺いした際、
本来ならお世話になった私が御礼と起業による退職のお詫びを申し上げないといけない場面で、私がUCC様のギフトセットをいただいてしまったことがありました。
(帰りのポートライナーの車内で、感動して涙がとまらなかったことを鮮明に覚えております)
そのエピソードを社内へ持ち帰った際、その当時の先輩から

『仕事って本来、そうあるべきやなぁ。発注を頂いているクライアント側から、御礼を言われ必要とされるくらいで、ようやく78点。笑!』

と言われ、私にとっては、起業前に大きな出来事となりました。
(以来、珈琲はUCC様です 笑)

あらゆる市場で、コモディティ化(※1)が進む中、CX(カスタマーエクスペリエンス※2)の重要性を耳にする機会が増えてきましたが、
サスティーンの今年の抱負である

・お受けしたお仕事、ご依頼に完納まで、しっかりとご対応すること

だけでは、なかなか他社様と比べられた際、サスティーンの優位性を保つことは難しいようにも感じます(当然、受けた仕事もままならないようでは、その先もないのですが。)

サービスやお心遣いの
受け取り方、受け止め方

そして
サービスや想いの
お届け方、お渡し方

その機会がある都度、
少し立ち止まって
じっくり
気持ちを入れて
向き合っていきたいと思います。

感謝

成田聡雨

(※1)技術革新により、高品質で安価な商品が大量生産可能となり、市場価値と競争の優位性を失い、一般化してしまう現象。
(※2)商品やサービスの物理的、金銭的価値にとどまらず、顧客との感動や共感を高めることで顧客満足度を高めていく方法。